専攻医ブログ

研修医の休日 若者編

とっても久しぶりに、研修医ブログをまた書きます。
私はこれまで10年ちょっと、身体科の医師として10箇所くらい、あちこちの病院に派遣されて仕事した後に、圭泉会病院で後期研修医になり、2年目になるおじさんです。1年目と違い、あれこれ悩むことも減り、ちょっと余裕も出来てきて、余暇を楽しむなんてことも増えていまして、今日はそんな余暇の過ごし方を書かせてもらいます。

当院に来て有り難いことは色々ありますが、オンとオフがしっかりあるってことが、とても有り難いです。医者として、医療を学び、実践するありがたさ、喜びってあるなあと、良く思いますし、感謝して仕事してます。でも、だからって、それが100%の人生ってのも・・・。

これまで勤務した病院によっては、医療や医学研究に邁進するみたいな雰囲気が強くて、余暇や休日なんて無くて当然みたいな病院もありました。でも、圭泉会病院では、しっかりと医療に取り組む姿勢、雰囲気も強くありますが、でも、余暇もちゃんととろうよって感じもあって有り難いです。上級医の先生方、みなさん真面目な方ばかりです。仕事を十分にしながら、さらに大学院に通っている先生もいます。そんな環境ですので、色々医学的なことを教えて頂けて勉強になりますし、自分のモチベーションにもなります。でも、真面目に医療に取り組むだけでなく、海外旅行とか釣りとか音楽とかスポーツジムとか車とかアウトドアとか。結構みなさん多趣味で、いろんな医療以外の話もできて、楽しいし有り難い環境だなってつくづく思います。

それで今回は私の趣味、スキューバダイビングのこと、お話させてもらいます。若いころの趣味ですけどね。スキューバダイビングは南の島でやるものってイメージありません? 北海道でもできるんです。しかも南の島と全く違う楽しみがあるんです。

旭川から、土日にヒマだし日帰りで行ってこようかなって思い立っていけるところでは、増毛町が一番近くて便利と思います。私の経験、確か2回くらいしか行ったことないですが、岩場が多かったり、機材運びが大変で、南の島のお手軽なレジャーとは雲泥の差だった記憶があります。でも、旭川から近いし、なまってる体をたくさん使って、満足度の高い休日になったと感じてます。

日帰りで行けるところでは、積丹半島とか支笏湖は、旭川から数時間かかってしまいますが、かなり楽しいです。どっちもお気軽にエントリーできますし、水がとってもきれいで、景色も良いです。もちろん、熱帯魚と戯れるなんてことはなく、色彩に乏しい魚さんと海草ばっかりですけど、晴れた日に行くと、かなりの満足度でした。結構お勧めです。

日帰りは厳しいスポットですが、知床はすっごい経験ができました。なんせ生き物がでかい!! 豊か!!!
座布団みたいなでかいカレイが、のそのそって感じで泳いでたり、豊かさを凄く実感する海です。流氷ダイビングはやったことないのですが、すごく楽しいらしいですね。

日帰りは全くできませんが、一番好きなのは、利尻島です。昆布とウニばっかりの海で、色彩に非常に乏しいですけど。漁業権を持っていらっしゃるインストラクターさんと一緒に潜れば、海から上がったら、超新鮮なウニ、アワビ、ナマコ、魚の刺身で宴会なんてことも。あれは人生の中でも忘れられない楽しい経験ですね。最高です。

2-3日お休みがあれば、旭川空港から沖縄まで飛んで、熱帯魚と戯れ、でかい海亀とかと遭遇したり、そして沖縄ソバ食って、ビールと泡盛飲むなんてことも、独身時代はちょこちょこできました。旭川って、わりと全国にアクセスしやすい便利な町なんです。当院での就労、研修を考えてる方、一度見学にいらっしゃいませんか?