後期研修医ブログ

好事魔多し

ことわざとか格言を多用するおっさんっていますよね、自分はそんな風にはならないで、若々しくいようと思っておりました。しかし気付いたら、格言とか結構好きになっていた私、好事魔多しなんてタイトルで、ブログをアップします。

私は今年40歳。洗面所と風呂場に落ちている抜け毛が多いと、妻に文句言われ続けているおっさんです。そんなおっさんが研修医になった理由は、良い生活と自分の夢、この二つでした。

圭泉会病院で研修医になる前は、旭川市内の○○病院△△科で働いていたのですが、当直は月に8回あるし、土日もほとんど毎日出勤が必要で、結構大変な職場でした。このブログをお読み頂いている皆さんの中には、医者の暮らしって、優雅なものなんて想像している方いませんか? 結構きついんですよ。まあ役職にもよるのでしょうけれど。
あと、もともと神経疾患、心身症、発達障害といった、精神科に近い領域の仕事を専門としていたので、以前から精神科しっかり勉強したいって考えてもいました。また、発達障害を診る医者の需要は高いのに、そんな診療部門のポストって、なかなかありません。ですので、精神科に移れば、自分の診療技術をさらに磨けるし、診療の場も得られ、患者さんにも還元できるとも思い、こんな年食ってて大丈夫かと不安でしたが、思い切って圭泉会病院に研修医として入職させて頂きました。

入職して1年、精神科の疾患の大変さ、難しさに、色々悩み、寝つけなくなったり、朝早くに目が覚めて考え事をしてしまったり、辛いこともありました。でも1年たつと、緊張しすぎることも、あまり無くなりましたし、たくさん学んで成長できたことも実感します。それに、当直(見習いですが)は少なく、土日も休みです。それで、しばらく土日はモデルハウスめぐりと、車のディーラーめぐりなんてことを繰り返し、ついに念願の庭付き一戸建ての新築住宅を建て、新車のミニバンも購入しちゃいました。ほんと圭泉会病院で研修医になって良かったです~。

もう、幸せ絶頂ですね。でも、こんなに恵まれていて良いんだろうか、どっかで落とし穴があるんじゃないだろうか、癌とか交通事故とかになるんじゃないだろうか、なんて内心ビクビクしながら過ごしておりました。そうしたら、今年1月頃から、食べた物がもたれる感じとか、上腹部の不快感が出てきたんです。そのころ風邪もこじらせたのか、体調も結構悪かったので、あぁ~やっぱり胃癌だ~なんて落ち込みながら、胃カメラの検査を受けに行ってきました、圭泉会病院のご近所で、大田内科・消化器科クリニック。 昔私が消化器内科の研修医だったときにご指導頂いた、とても優しい先生の病院です。胃カメラが苦手な私ですが、あまり辛い思いをせずに検査して下さいました。
その結果は胃食道逆流症・・・ 
あ、癌じゃないのね、良かったぁ 
    でも、もしかして、食べすぎが原因 ?
それ以降、腹八分目を心がけ
良くなりました・・・
   恥ずかしっ・・・
なんてことがあり、その後は癌だのなんだの心配せず、息子と新居の庭でソリ遊びしたり、かまくら作ったりして、幸せを満喫しておりました。
しかし先月、突然目がかすんでしまいました。眼科を受診してみたら、網膜中心静脈閉塞症と診断されました。医学生の時に勉強してから15年以上経っていますので、診断名を告げられても、ピンと来ません。それで帰ってから勉強すると、結構大変な病気です。ええええええーーーーってカンジです。

まぁ、もうおっさんですからね、色々病気にもなるんでしょう、はぁ~。
主治医から、体に良い生活を指示されたので、何が体に悪いか考えて、とりあえず大好きな晩酌とコーヒーと激辛料理をやめてみました。

あぁ辛い・・・ 激辛ラーメン食べたい・・・

こんなポンコツ研修医ですが、こんなんでも患者さんのお役にたてるよう、我が身も大切にしつつ、研修とお仕事に励もうと思っております。どうぞ今後とも宜しくお願いいたします。