専攻医ブログ

理念通り!明るい精神科です

私は初期研修を終え、精神科以外の後期研修の途中に妊娠を機に主婦になりました。数年間主婦をやっているとまた臨床で働きたいという思いが強くなり、北海道医師会の女性医師復職支援プログラムに申し込みました。以前研修を行っていた科で後期研修の再開をとも思いましたが、学生時代より興味を持っていた精神科で研修を行いたいという気持ちが強く、北海道医師会を介して圭泉会病院を紹介していただきました。

見学に来てまず病院が広いことに驚きました。院内は迷路のようになっており、その上、私は方向音痴なので1ヶ月間は何度か迷子になりました。正直なところ精神科病院というと暗いイメージがありましたが、病棟は大きな窓がたくさんあり、明るく、精神科であることを忘れてしまいます。医師やコメディカルをはじめ、その他の職員の皆さんが廊下ですれ違うたびにさわやかに笑顔で挨拶してくださるのも「良い職場なんだな~」と思います。

ブランクもある上に精神科はさらにわからないため、入職当初は不安だらけでしたが、院長先生、副院長先生をはじめ、先生方がとても温かく受け入れてくださいました。指導医の先生やほかの先生もくだらない質問ばかりするのにすべて答えてくださり、さらにプラスして教えてくださいます。

同期が多く、後期研修医室ではよく症例の相談に乗ってもらいます。色々アドバイスをもらいとても助かります。症例数が多いため、同期が多いにもかかわらず指定医レポートには困らないと思います。

子供の発熱などがあり、急な休みにも柔軟に対応してくださり、働く母に優しい職場で、何とか続けていけそうです。まだまだ半人前にも程遠いですが、一生懸命学んでいきたいと思います。先生方、覚えの悪い後輩ですがどうぞよろしくお願いします。そして、精神科に興味のある先生は是非見学にいらしてください。