病院便り

職員ブログ(社会復帰・地域医療連携部)

皆さん、こんにちは。この記事では、社会復帰・地域医療連携部(以下、連携部)の紹介と、PSW勉強会についてお話をさせていただきたいと思います。

連携部について

連携部は、医療相談室と訪問看護科で編成されております。

医療相談室では現在13名の精神保健福祉士(以下、PSW)と1名の事務員で成り立っており、主に入院患者さんの退院支援や、地域で生活している患者さんのサポート、受診相談等を承っております。訪問看護科では、地域で生活している患者さんのお宅へ、訪問看護スタッフや、ときには医療相談室のPSWが訪問し、困り事や悩み事の相談を聞かせてもらう中で、病気の再発防止のための援助を行っております。

その中でも、今回はPSWについてお話をさせていただきます。

PSW勉強会について

現在、圭泉会グループには、医療相談室だけでなく、デイケアや病院付帯施設、相談支援事業所等々、多くの事業所にPSWが配置されています。圭泉会グループで総勢40名弱のPSWが在籍しております。さまざまな場所でPSWの活躍の場があり、事業所が違うとPSWとしての仕事内容が異なることもありますが、もちろんPSWとして共通する部分も多々あります。

そんな中、毎月、業務終了後に各事業所のPSWが自主的に集まって、PSW勉強会を開催しております。6月19日に開催されたPSW勉強会では、“事例検討会”を行い、それぞれの視点で活発な意見交換が行われておりました。同じPSWでも役割が違うと様々な意見が飛び交い、新たな発見につながることも多々あります。

また、勉強会終了後も、若手PSWからベテランPSWへ関わり方の相談をしたり、日頃の業務の確認をしたりと、PSW自身の悩み相談等の場にもなっております。若手からベテランまで幅広い経験年数のPSWが参加しているため、他のPSWからの多くを学べる機会となっています。

 

最後に、“困った時はまず相談!”

生活の中には困ったり、悩んだりすることがたくさんあります。一人で抱え込まずに、まずは相談することが大切です。

私たちは、患者さんみなさんが、安心して自分の希望する生活を送ることができるよう、万全な体制でサポートさせていただきたいと考えております。そのために、PSW勉強会等を通し、自分の力量を上げることもそうですが、社会資源の知識や関わり方の質の向上を目指しております。

みなさん、困り事、悩み事、その他気になること等があれば、是非私たちPSWへ相談していただければと思います。

一緒に希望する生活を目指していきましょう!