専攻医ブログ

精神保健指定医の資格取得

旭川圭泉会病院に初期研修が終わった後に、後期研修医として入職し、今回最短で精神保健指定医の資格取得が出来ましたので、それについて書かせて頂きます。
精神保健指定医は、5年以上診断または治療に従事し、かつ3年以上の精神科従事していることが必要なので、最短だと医師6年目に取得することが出来ます。
レポートは、措置入院を含む統合失調症3例、気分障害、中毒性精神障害、児童思春期症例、老年期精神障害、器質性精神障害各1例の、計8例のレポートを提出することが必要とされますが、実際のところレポートを書くことよりもレポートに適した症例を全て集めることのほうが難しい…という話をよく聞きます。
しかし当院では、症例は豊富で、指導してくださる上級医も多くいますので、ほとんど困ることはありません。
また精神保健指定医の合格率はあまり高くないと聞きますが、当院では100%の合格率を誇っています。
精神保健指定医=一人前ではありませんが、ひとつの大きなステップを踏み出せることには変わりありません。出来るだけ早く精神保健指定医を取得したいと考えている先生は、ぜひ当院で勉強することをおすすめします。