専攻医ブログ 精神科の勉強 2013年01月30日 圭泉会病院では、週に3 回、勉強会があります。内容は薬理学とか画像診断とかですが、 診察技法も勉強したり、疾患概念とか疾患の歴史も勉強しました。それが他科を経て精神 科に飛び込んだ私にとっては、新鮮でとても興味深い経験でした。他科で、疾患概念や歴 史を詳しく勉強した経験なんて、ちょっと思い出せません。歴史よりも、最新の知見が何 よりも大事ですし、それを理解・習得したら、たいてい問題なく診療できます。 でも、精神科領域の疾患は、そうは行かないものですね、他科にいる時から、漠然と感じ てはいましたが。例えばうつ病。うつ病ってcommon desease だって感じますし、実際に 疑わしい患者さんは、たくさんいらっしゃいました。しかし診断基準やガイドラインを何 度も読みましたが、どうも理解ができないし、実際に用いることはできない用語・概念でし た。圭泉会で研修を始めて1 年弱になりますが、日々の研修で教えていただいた積み重ね と、朝の勉強会とで、だいぶうつ病というものも、理解でき、診療もなんとか担当できそ うな手ごたえを、最近ようやく感じつつあります。 診察技法というのか、どのように患者さんと向かい合い、対話し、診療を進めていくかと いうことも、すごく興味深い勉強でした。日々、ベテランの先生が患者さんとお話してい る様子も、ちら見して吸収させて頂いていますが、やはり書物で腰をすえて勉強すると、 目からうろこが落ちるような思いをすることがあります。 問題は、教えていただいても、勉強しても、しばらくすると知識が抜け落ちてしまってい ることが多々あること・・・。 アラフォーの現実をひしひしと感じてしまいます。 まぁでも、忘れっぽくても、人一倍、人二倍、それでだめなら人三倍、さすがに3 回読め ば、覚えられるでしょう。幸いここでは、尻をたたいて勉強させる先生がいません、焦ら ずに、じっくり研修させていただけてます。この調子でいけば、あと何年かしたら、立派 な精神科医として、患者さんのお役にも立てることでしょう、たぶん・・・。
圭泉会病院では、週に3 回、勉強会があります。内容は薬理学とか画像診断とかですが、 診察技法も勉強したり、疾患概念とか疾患の歴史も勉強しました。それが他科を経て精神 科に飛び込んだ私にとっては、新鮮でとても興味深い経験でした。他科で、疾患概念や歴 史を詳しく勉強した経験なんて、ちょっと思い出せません。歴史よりも、最新の知見が何 よりも大事ですし、それを理解・習得したら、たいてい問題なく診療できます。
でも、精神科領域の疾患は、そうは行かないものですね、他科にいる時から、漠然と感じ てはいましたが。例えばうつ病。うつ病ってcommon desease だって感じますし、実際に 疑わしい患者さんは、たくさんいらっしゃいました。しかし診断基準やガイドラインを何 度も読みましたが、どうも理解ができないし、実際に用いることはできない用語・概念でし た。圭泉会で研修を始めて1 年弱になりますが、日々の研修で教えていただいた積み重ね と、朝の勉強会とで、だいぶうつ病というものも、理解でき、診療もなんとか担当できそ うな手ごたえを、最近ようやく感じつつあります。
診察技法というのか、どのように患者さんと向かい合い、対話し、診療を進めていくかと いうことも、すごく興味深い勉強でした。日々、ベテランの先生が患者さんとお話してい る様子も、ちら見して吸収させて頂いていますが、やはり書物で腰をすえて勉強すると、 目からうろこが落ちるような思いをすることがあります。
問題は、教えていただいても、勉強しても、しばらくすると知識が抜け落ちてしまってい ることが多々あること・・・。 アラフォーの現実をひしひしと感じてしまいます。 まぁでも、忘れっぽくても、人一倍、人二倍、それでだめなら人三倍、さすがに3 回読め ば、覚えられるでしょう。幸いここでは、尻をたたいて勉強させる先生がいません、焦ら ずに、じっくり研修させていただけてます。この調子でいけば、あと何年かしたら、立派 な精神科医として、患者さんのお役にも立てることでしょう、たぶん・・・。